スポーツくじの売上はどこへ行くのか
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1口分の購入額を払ったとき、そのお金はどこへ向かうのでしょうか。この記事では、 売上の大まかな使いみちと、キャリーオーバーが払戻に回る金額の割合をどう動かす のかを説明します。具体的な比率は公式の案内によりますが、割合が変わる仕組み だけは本サービスの持っている式で示せます。細かい数値を並べるより、お金の 流れの「形」を理解することを目的にしています。
売上は、大きく分けて2つの使いみちがあります
くじの売上は、大きく分けると当せんした人への払戻と、それ以外の使いみちに分かれます。それ以外の使いみちには、スポーツ振興のための助成や、くじの 運営そのものにかかる費用などが含まれる、という説明が公式にあります。具体的な 内訳や比率は、年度や商品によって変わりうるため、この記事では数値を示さず 公式の案内へ送ります。
「払戻」と「それ以外」という2つに大きく分かれること自体は、toto・mini toto・ toto GOAL 3・WINNERのどの商品でも共通の考え方です。商品ごとの内訳の違いまでは 本サービスの持っているデータからは分かりません。
「それ以外の使いみち」がどのくらいの規模で、具体的に何に使われているかは、 公式が毎年の実績として公表している資料に載っています。本サービスは売上や 助成の実績データを持っていないため、詳しい内訳はそちらをご確認ください。
払戻に回る割合はどうやって決まりますか
払戻に回す金額の下限は、法令や公式のルールであらかじめ決められています。 決められた下限を下回ることはありませんが、キャリーオーバーが乗るとその回に 限って割合が上がります。下の式は、その仕組みを表したものです。具体的な比率 の数値は公式の案内でご確認ください。
この下限は、当せんした人にきちんと払戻が渡るようにするための決まりです。 商品や年度が変わっても、この下限そのものが大きく動くことはあまりありません。 変動が大きいのは、下限に上乗せされるキャリーオーバー分のほうです。
キャリーオーバーが乗ると、払戻に回る割合は上がります
前の回で1等の当せんが出ず、賞金が次の回に持ち越されることをキャリーオーバー と呼びます。持ち越された分は、次に1等が出た回でまとめて配分されるため、 その回だけ払戻に回る金額の割合が普段より高くなります。
1等の当せんが出ない回が続けば続くほど、持ち越される金額は積み上がっていき ます。次に1等が出た回でまとめて配分されるため、持ち越しが長く続いたあとの 回ほど、上乗せが大きくなりやすいという関係があります。持ち越しがいつ止まる か (=いつ1等が出るか) は、事前には分かりません。式に表すと、
回全体の払戻率 = 0.50 + キャリーオーバー ÷ 売上
となります。この式が示しているのは、持ち越された金額をその回の売上で割った分だけ、払戻に回る割合が上乗せされるという関係です。持ち越しの金額が大きいほど、また持ち越しを受け取った回の 売上が小さいほど、上乗せは大きくなります。
この式は何を計算していますか
式の左側は「回全体」の払戻率であって、自分が買った1口が受け取る金額の割合ではありません。払戻はその回で的中した口に配分されるので、回全体の払戻率が高くても、外れた 買い目には配分がありません。回全体の割合と、自分の買い目の実際の受け取りは 別の話として分けて考える必要があります。
さらに言えば、回全体の払戻率が高い回であっても、自分の買い目が的中しなければ 受け取る金額はゼロです。逆に払戻率が低い回でも、的中していれば配分を受け取れ ます。回全体の払戻率という数字を見て「この回はお得だ」と判断することはでき ません。あくまで、その回に投じられた売上全体のうち、どれだけの割合が最終的に 当せん者へ戻るかを表した数字です。
キャリーオーバーが無い回は、どうなりますか
持ち越された金額が無い回では、式の右側にある上乗せ分がゼロになるので、回全体 の払戻率は法令や公式のルールで決められた下限の水準にとどまります。キャリー オーバーは毎回発生するものではないため、多くの回は、この下限に近い水準で 推移していると考えられます。
いま販売中の回で、キャリーオーバーは発生していますか
現在、販売中の回のうち 2回 でキャリーオーバーが発生しています。対象の回は各商品のページで確認できます。 発生していても、的中する確率そのものは変わりません。変わるのは、1等が出た ときに払戻へ回る金額の割合だけです。
商品ごとの内訳は、totoが2回です。キャリーオーバーはどの商品でも起こりうる仕組みで、toto だけの 特別な扱いではありません。
本サービスは、売上や配当を予測に使っていません
本サービスが出しているのは、試合の結果がどうなりやすいかという確率だけです。 売上の見込みや、当せんしたときの配当金額は予測に使っていませんし、画面にも 出していません。配当の金額は、その回に何人が同じ買い目を選んだかで決まる ため、試合そのものの分析からは求められないからです。
「試合の結果を予測する」ことと、「配当金額を予測する」ことは、必要な材料が まったく違います。前者は両チームの力関係が材料になりますが、後者は購入者 全体の行動が材料になります。本サービスは前者だけを扱う立場を一貫して 取っています。
この立場は記事によって変わりません。売上や払戻の話をするときも、確率の 話をするときも、本サービスが扱う材料は試合そのものの情報に限られています。
払戻率の正確な比率、売上の内訳、そしてキャリーオーバーが発生する条件は 公式の案内によります。予測の考え方や用語は 確率の読み方と用語、これまでの的中の実績は 予測の成績 にまとめています。公式の案内によると19歳未満の方はスポーツくじを購入 できず、のめり込みが心配なときのための相談窓口も用意されています。本サービス はくじを販売しておらず、主催者・運営者とも関係がありません。