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得票率と実際の結果。人気が集まった結果はどれだけ起きたか

公開

得票がいちばん多かった結果が実際に起きた割合は、みんなが選んだ本命は、どのくらい的中しているのか で1つの数字として示しました。この記事では、その割合を得票がどれだけ1つの結果に集まっていたかで5つの区分に分け、区分ごとに実際に起きた割合と、本サービスが同じ結果に 出していた確率の平均を並べます。人気が集まるほど的中率も上がるのか、 それとも得票の割合ほどには上がらないのか、先に答えを決めずに数字だけを 見ます。得票は本サービスの予測の入力には使っていません。集計に使って いるのは、公式が締切後に公開した得票のある 1,268枠 (99回) です。

得票が集まるほど、実際に起きやすいのか

区分は、得票がいちばん多かった結果の割合で切っています。対象は 1,268枠 (内訳は toto 1,258枠、mini toto 10枠) です。区分ごとの枠数がそろっていないのは、得票がもともと1つの結果 に集まりやすい試合と、拮抗して票が割れやすい試合が混ざっているため です。

得票最多の割合の区分ごとの、枠数・実際に起きた割合・得票の割合の平均・本サービスの確率の平均
得票最多の割合枠数実際に起きた割合得票の割合の平均本サービスの確率の平均
〜40%13041.5%37.5%36.4%
40〜50%31738.2%44.6%39.0%
50〜60%30341.3%55.0%42.3%
60〜70%30549.8%64.9%45.6%
70%〜21355.9%75.8%52.5%

「本サービスの確率の平均」は、本サービスの予測が付いている枠だけで 平均しています。区分によっては予測が付く枠が無く、になることがあります。

得票が割れている区分と、集まっている区分で的中率は違うのか

得票がいちばん割れていた「〜40%」の区分では、実際に起きた 割合が 41.5%、得票がいちばん集まっていた「70%〜」の区分では 55.9%でした。区分が進むにつれて的中率も上がっており、得票が1つの結果に集まっているときほど、実際にその結果が 起きやすい、という向きの数字になっています。

区分ごとの「得票の割合」と「実際に起きた割合」を見比べると、平均で -10.2ポイントの差があります。 実際に起きた割合の方が低い区分が多く、得票の割合ほど確実に起きているわけではありません。1つの区分だけを見て「割合どおりに起きる/起きない」と決めるより、 表の5行を並べて見た方が読み違えにくくなります。

表の右2列を見比べると、「得票の割合」と「本サービスの確率の平均」のどちらが実際に起きた 割合に近いかも分かります。区分ごとの差を絶対値で平均すると、得票の割合との ずれは 11.8ポイント、本サービスの確率の平均とのずれは 2.9ポイントでした。本サービスの確率の平均の方が、実際に起きた割合に近い水準に とどまっています。得票が1つの結果に集まるほど、得票の割合そのものは実際の 起こりやすさから離れていきますが、本サービスの確率はその ほど離れません。 確率の点数 (LogLoss) で正確さを比べた話は AI の予測は当てられるのか にまとめています。この比較は同じ区分・同じ分母で見ているので、そのまま比べてかまいません。

得票70%以上の結果はどのくらい起きたか

いちばん人気が集まった「70%〜」の区分は 213枠あり、実際に起きた割合は 55.9%でした。裏を返せば、 44.1% は7割以上の票を集めていながら外れています。得票が集中して いても、番狂わせは無くなりません。

引き分けの得票と、実際の引き分け率

引き分けはどれだけ選ばれ、どれだけ起きたか

対象の 1,268枠で、得票のうち引き分けが占めていた割合の平均は 22.6%、同じ枠で実際に引き分けだった割合は 26.7%でした。比にすると得票は実際に起きる割合の 84.5%です。引き分けに投票する人は、引き分けが実際に起きる割合より 少なめに見積もる傾向があると読めます。

得票がいちばん多い結果として引き分けが選ばれた枠は 11枠でした。対象の1,268枠のうちのごく一部で、ホーム 勝ち・アウェイ勝ちにくらべると、引き分けが得票最多になること自体が まれです。人はどちらかのチームが勝つ結果に投票しがちで、拮抗した 対戦でも引き分けを積極的には選びにくい、と読めます。本サービスの 本命が引き分けだった枠は 1枠 (予測が付く枠のうち) でした。

本サービスには、同じ切り口を別の期間・別の試合で見た過去の検証が あります (対象は 67回 870試合)。そちらでは、得票のうち 引き分けが占めた割合は 20.3%、実際に引き分けだった割合は 24.0%で、得票は実際の割合の 84.6%でした。この記事の数字と向きは同じですが、対象の試合が違う集計なので、2つの数字を引き算して「差が縮んだ/開いた」と読むことは できません。同じ傾向が別のデータでも見えている、というところまでです。

この記事のまとめ

  • 得票が「〜40%」の区分では的中率41.5%、 「70%〜」の区分では55.9%でした。
  • 得票70%以上の区分でも、実際に起きた割合は55.9%でした。得票の集中は番狂わせを無くしません。
  • 実際に起きた割合との平均のずれは、得票の割合が11.8ポイント、本サービスの確率の 平均が2.9ポイントでした。
  • 引き分けは、実際に起きる割合(26.7%)の方が 得票の割合(22.6%)より高めです。
  • 得票は本サービスの予測の入力には使っていません。この記事の数字は、 集計してから並べただけのものです。

得票最多の結果そのものの的中率は みんなが選んだ本命は、どのくらい的中しているのか、引き分け全体の起きやすさは 引き分けはどのくらい起きるのか にまとめています。

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この記事の数字の出所

  • 得票と結果: 公式が締切後に公開した得票のある 1,268枠 (99回、期間 2024/02/24(土)〜2026/09/02(水))。同じ試合が複数の回に入れば回ごとに数えています。得票は予測の入力には使っていません。予測との比較は、公開していなかった時点の予測をさかのぼって計算したものを含みます
  • 引き分けの得票: 67回 870試合 (公式が公開している得票の分布)
  • モデル: dc-elo-0.4.0

数値の読み方は 予測の成績、言葉の意味は 確率の読み方と用語 にまとめています。

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