みんなが選んだ本命は、どのくらい的中しているのか
公開
くじの結果が確定するより前、公式は締切が過ぎた開催回について、くじを買った 人たちがどの結果を選んだかの割合を公開しています。「得票率」と呼ばれるこの数字 は、実際に自分のお金を出した人たちの予想をそのまま映したものです。この 記事では、まず得票がいちばん多かった結果 (みんなの本命) が実際に 起きた割合を示し、そのうえで本サービスの本命と同じ枠で並べます (いまは得票のある枠すべてに本サービスの予測も付いています)。得票は本サービスの予測の入力には使っていません。集計した 後から並べているだけです。
得票率とは何か
公式が公開する得票率は、ホーム勝ち・引き分け・アウェイ勝ちの3つの結果 それぞれを、くじを買った人たちがどれだけ選んだかの割合です。3つを足すと1に なります。数そのもの(何票入ったか)ではなく割合だけが載っている回も あるため、本サービスでは割合を単位に集計しています。
得票率はいつ公開されるのか
得票率が分かるのは、その回の締切が過ぎた後です。試合の結果が出るよりも前に購入行動そのものは締め切られている ので、得票率は「その時点で人気が集まっていた結果」を表す数字であって、 試合を見た後の感想ではありません。この記事で対象にしているのは、 得票率が公開されていて、かつ試合の結果も確定している 1,268枠 (99回、2024/02/24(土)〜2026/09/02(水)) です。同じ試合が toto と mini toto の両方に入っている場合は、回ごとに得票が違うので2件として 数えています。
得票率が100%に近い試合は、全員が同じ結果に投票したという意味では ありません。そこまで極端な回はほとんどありません。得票率はあくまで割合であって、確率の見積もりとして公開されているわけではありません。 多くの人が同じ結果を選んでいたとしても、実際にその結果が起きる 保証にはならない点は変わりません。対象になった枠の内訳は toto 1,258枠、mini toto 10枠です。商品によって購入者の層や枠の数が違うため、割合の出方にも幅が あります。
みんなの本命は、どれくらい的中しているのか
対象の 1,268枠のうち、得票がいちばん多かった結果が実際に起きた割合は 45.0% (571 / 1,268)でした。
みんなの本命はどれくらいの割合で外れるのか
外れた割合は 55.0%です。結果が3つに分かれる以上、いちばん人気の結果でも一定の割合で 外れます。得票の割合そのものに応じて起きやすさがどう変わるかは、得票率と実際の結果 で区分ごとに見ています。
本サービスの本命と、同じ枠で並べる
対象の 1,268枠は、いま全部に本サービスの予測も付いているので、そのまま同じ枠・同じ分母でみんなの本命と本サービスの本命を並べます。予測の無い枠が出てくれば、ここは予測の付く枠だけに絞ります。この枠での得票の本命の的中率は 45.0% (571 / 1,268)、本サービスの本命の的中率は 46.0% (583 / 1,268)でした。差は 0.9ポイント、本サービスの本命の方が高くなっています。
外れた割合で見ると、みんなの本命は 55.0%、本サービスの本命は 54.0%です。この2つは同じ枠・同じ分母で数えているので比べられますが、 差の大きさをそのまま実力差と読むかどうかは分母しだいです。枠の 数がまだ十分に多くないうちは、差の一部が偶然の範囲に収まって いる可能性があります。
みんなの本命と本サービスの本命は、どれくらい同じ結果を選んでいるのか
得票最多の結果と本サービスの本命が一致していた枠は 1,050枠 (82.8%)です。残りの 218枠では意見が分かれています。分かれた枠で実際にはどちらに近かったか (得票側が正しかったのか、本サービス側が正しかったのか、どちらでも なかったのか) は、予測と得票が分かれた試合はどうなったか で内訳を出しています。
もう一点、断っておきます。この 1,268枠の予測には、当時その画面で公開していなかった時点の予測を、後から同じ条件で さかのぼって計算し直したものが 1,248枠含まれています。締切前に実際に公開していた予測だけに絞った 比較ではありません。
締切前に公開していた予測だけに絞った比較は、いまはその件数が 少なく、単独で出すと偶然に左右されすぎます。件数がそろって から、あらためてこの記事に載せます。
過去の検証 (くじを買った人たちとの比較) との関係
本サービスには、くじを買った人たちの得票の分布そのものを予想とみなし、 確率の正確さ (LogLoss) で比べた過去の検証があります (対象は 67回 870試合)。この記事の数字とは対象の試合も、比べ方も違います。過去の検証は得票率を3つの結果それぞれの確率とみなして正確さを採点 したもの、この記事は得票がいちばん多かった結果だけを取り出して的中率 を数えたものです。どちらも「くじを買った人たちの予想は当てになるか」 を扱ってはいますが、数字をそのまま引き算して比べてはいけません。対象の期間も試合も別の集計だからです。
この記事のまとめ
- 得票がいちばん多かった結果が実際に起きた割合は 45.0% (571 / 1,268) でした。
- 本サービスの予測も付く1,268枠に絞ると、 本サービスの本命の的中率は46.0%でした。同じ分母なので比べられますが、差の大きさは枠数しだいです。
- 得票は本サービスの予測の入力には使っていません。予測との比較には、 さかのぼって計算し直した予測が含まれています。
- 人気が集まった割合そのものと的中率の関係は、得票率と実際の結果 で区分ごとに見ています。