本サービスが予測しないもの
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本サービスが出しているのは、試合の結果に対する確率です。出していないものも、はっきり決まっています。配当額、当せん本数、収支、試合中の確率、選手個人の5つです。理由は5つとも バラバラではなく、大きく分けると「締切後にならないと分からないから」 「本サービスの仕組み上、扱う対象にしていないから」の2種類です。この記事 では、それぞれをなぜ出していないのか、その理由を説明します。
配当額と当せん本数は予測しません
なぜ配当額を予測しないのですか
回全体の払戻率は0.50 + キャリーオーバー ÷ 売上という式で決まり、公示された売上とキャリーオーバーの金額から計算できます。 通常は 50% で、キャリーオーバーが乗った回では最大 148% まで上がったことがあります (売上と繰越の両方が公示された65回)。ここまでは本サービス でも出せる数字です。
ところが、1口あたりの配当額は「売上 × 払戻率 ÷ 当せん口数」で決まり、当せん口数は締切が過ぎて結果が出るまで分かりません。同じ的中でも、 その回に同じ買い目を選んだ人がどれだけいたかで配当額は変わります。本サービス は買った人の数を把握できる立場にないため、当せん本数も配当額も、締切前には 原理的に計算できません。
キャリーオーバーが多い回なら、配当額を予測できますか
できません。キャリーオーバーが乗ると回全体の払戻率は公示された数字から計算できますが、それは「今回の売上のうち、払戻に回る 金額の割合」を示す数字であって、1口あたりの配当額そのものではありません。同じ払戻率の回でも、的中した人数が多ければ1口あたりの配当額は小さくなり、 少なければ大きくなります。人数は締切後にしか分からないため、この2つを 混同しないよう分けて書いています。
収支は予測しません
回全体の払戻率が高くても、自分の買い目の期待値がそのまま高くなるとは限り ません。払戻金は的中した人にだけ配分されるため、人が集中して選ぶ買い目ほど、 同じ払戻金を分け合う相手が増えます。キャリーオーバーが最大だった回でも、本サービスが 公開している買い目の期待値は購入額の 51% にとどまりました (売上と繰越の両方が公示された65回で測定)。
この実測が示すのは、回全体の払戻率と、個々の買い目の収支は別物だということです。本サービスは、買った場合にいくら戻るかという収支の見込み そのものを出していません。出している確率は、結果の起こりやすさであって、 お金の増減の見込みではありません。
収支の見込みを出すには、払戻率の式に加えて、他の買い方をした人たちの分布を 知る必要があります。この分布は締切後にしか確定しないうえ、公式が回ごとに 細かく公開しているものでもありません。締切前に確からしい収支の見込みを 出すこと自体が、原理的にできない相談です。
試合中の確率は予測しません
試合中の確率は更新されるのですか
更新されません。本サービスの確率は、決まった時点(締切直前を含む、あらかじめ 決めたいくつかの時点)で計算し、その時点のまま画面に置いています。先制点が 入った、退場者が出た、といった試合中の出来事を受けて確率を作り直す仕組みは 持っていません。
決まった時点だけで予測を止めているのは、どの時点の材料で出した確率かを、あいまいにしないためです。試合中に更新し続けると、あとから「その確率はいつの時点のものか」を 説明できなくなります。締切前という1つの区切りに固定することで、成績の 採点も同じ条件で揃えられます。
選手個人の確率は出しません
選手個人の確率は出しているのですか
出していません。本サービスが計算しているのは、チーム単位で見た試合結果の確率です。得点者が誰かや、選手個人の出来を予測する機能は持っていません。材料 にしているのがチーム単位の試合結果だけなので、そもそも個人の確率を計算 できる作りにもなっていません。この材料の選び方については、別の記事で 理由を詳しく説明しています。
代わりに、何を出しているか
本サービスが出しているのは、各試合のホーム勝ち・引き分け・アウェイ勝ちの確率と、そこから決まる本命、自信度、開催回ごとの当てやすさの順位です。 代表成績で見ると、締切直前の予測 16,440 件のうち、当てた率は 46.8% でした。この数字も含め、締切前に計算した確率と、その確率が実際にどれだけ 的中していたかという成績は、いつでもさかのぼって確認できます。
この確率は、toto・mini toto・toto GOAL 3・WINNER のすべてで、掲載しているすべての試合に出しています。商品によって枠の 数や選択肢は違いますが、出しているものは同じ「結果の確率」です。商品ごとに違う予測方法を使い分けてはいません。
出していないものを隠さずに書くのは、出しているものの範囲を、実際より広く見せないためです。配当額や収支の見込みを出していないと分かっていれば、本サービスの 確率を、それ以外の目的に使わずに済みます。
出している確率と、出していないものの境目をはっきりさせておくと、読み手 の側にも利点があります。「この数字は何の確率で、何の確率ではないか」を、毎回確かめずに済むからです。試合ごとのページでも、確率の隣に配当額や収支の見込みを置いて いないのは、この境目を画面の作りでも崩さないためです。
この記事のまとめ
- 配当額と当せん本数は、当せん口数が締切後まで分からないため、原理的に 予測できません。
- 収支(期待値)は買い目ごとに違い、キャリーオーバーが最大の回でも実測は購入額の 51% にとどまりました。
- 試合中の確率は更新しません。決まった時点の確率だけを画面に置いています。
- 選手個人の確率は出していません。材料はチーム単位の試合結果です。