競輪・競馬などの公営競技と、スポーツくじは何が違うのか
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競輪や競馬に慣れている方から見ると、スポーツくじは同じ「賭け」に見えるかも しれません。共通する部分もありますが、賭けの対象そのものが違います。どこが同じで、どこが違うのかを整理します。
先にお断りします。本サービスは公営競技を扱っていません。競輪も競馬も、出走のデータも的中率も控除率も持っていないので、先方の数字は この記事に1つも出てきません。書けるのは仕組みの違いと、スポーツくじ側の 公開されている商品ルールだけです。
何に賭けているのかが違います
公営競技は、そのレースに出る人や馬の着順を当てるものです。出走するのは個人や個体で、レースごとに顔ぶれが変わります。 スポーツくじが対象にしているのはチーム同士の試合の勝敗で、同じチームがシーズンを通して何十試合も戦います。
この違いは予測の作り方に効きます。同じチームが繰り返し登場するので、過去の結果から強さを推定し、それを次の試合に持ち越せます。本サービスがクラブごとの持ち点を作れるのは、この繰り返しがあるからです。 顔ぶれが毎回変わる競技では、同じやり方はそのままでは使えません。
選択肢の数も違います
スポーツくじの選択肢は、商品ごとに公開されています。1枠あたり何択で、 何枠そろえる必要があるかは、買う前に分かります。
| 商品 | 形 | 組合せ | 1口 |
|---|---|---|---|
| toto | 13枠 × 3択 | 1,594,323 | 100円 |
| mini toto | 5枠 × 3択 | 243 | 100円 |
| toto GOAL 3 | 6枠 × 4択 | 4,096 | 100円 |
| WINNER | 1枠 × 18択 | 18 | 200円 |
着順を当てる賭けでは、組合せの数え方が違います。並び順まで当てるのか、 順不同でよいのかでも変わります。数え方が違うものを、同じ「的中率」という言葉で並べることはできません。先方の数字を持っていない以上、本サービスからは比較を出せません。
開催の頻度が違います
公営競技は、ほぼ毎日どこかで開催されています。スポーツくじは試合の日程に縛られます。直近 24 か月で toto は 901 回。シーズンの中断期間には回が置かれない月もあります。
この違いは、買う側の時間の使い方を変えます。毎日買えるものは、負けを すぐ取り返そうとしやすい形でもあります。回が週に数えるほどしかない商品 では、次の機会まで間が空きます。この間隔をどう受け取るかは人によりますが、仕組みとしての違いははっきり しています。
共通しているのはどこですか
分け合う仕組みです。売上から 一定の割合を差し引き、残りを的中した口数で山分けする。この形は公営競技でも スポーツくじでも使われています。結果として、人気が集まった買い目ほど1口あたりの取り分は小さくなります。
もう1つ、平均して戻る割合が100%より小さく設計されている点も共通です。差し引かれる割合は商品ごとに違いますが、差し引きがあること 自体は変わりません。長く続ければ平均に近づく、という性質もそのままです。
そして年齢の制限も共通しています。スポーツくじを買えるのは19歳以上です。 19歳に満たない方の購入と、19歳に満たない方への譲り渡し・19歳に満たない方 からの譲り受けは、法律で禁じられています。
本サービスが出している数字は何ですか
サッカーの1試合について、3つの結果が起きる確率です。その確率がどれだけ 当たっているかの実測は 46.8% (7,719 / 16,503)、モデルは dc-elo-0.4.0 です。
これを公営競技の的中率と並べないでください。選択肢の数も数え方も違うので、同じ物差しに乗りません。並べられるとすれば 確率の正確さのような指標ですが、それも同じ対象を採点して初めて意味を 持ちます。本サービスの手元には、その材料がありません。
手に入る情報の量も違います
公営競技では、出走する側の直前の状態が細かく公開される仕組みが整っています。 調べようと思えば調べられる材料が、締切の前に手に入ります。サッカーの試合は そうではありません。出場メンバーが公表されるのは、多くの場合キックオフの直前です。
くじの締切はキックオフより前なので、買う時点では誰が出るか分かっていません。本サービスが選手の情報を使っていないのは、集めるのが難しいからというより、 締切の時点では存在しない情報だからです。海外の事業者にくらべて成績が下回る 理由の一部も、ここにあると考えられます。
この制約は、買う側にも同じようにかかります。誰が出るか分からないまま選ぶ、 というのがこの商品の前提です。裏を返せば、直前情報を追いかけられる人とそうでない人の差が付きにくいとも言えます。
この記事のまとめ
- 賭けの対象が違います。同じチームが繰り返し登場するかどうかが分かれ目です。
- 選択肢の数え方が違うので、的中率を並べることはできません。
- 開催の頻度が違います。スポーツくじは試合の日程に縛られます。
- 分け合う仕組みと、差し引きがあることは共通しています。
- 公営競技側の数字は扱っていないので、この記事には1つも出てきません。