mini toto と toto、どちらが当たりやすいのか
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「どのくじが当たりやすいのか」という問いには、はっきりした答えがあります。枠の数と、1枠あたりの選択肢の数で決まります。この2つが分かれば、あとは掛け算です。ここでは本サービスが 扱っている4つの商品を同じ表に並べ、どこで桁が変わるのかを見ます。
4つの商品を同じ表に並べる
左の3列は商品の定義から計算した値です。右の2列は、本サービスが実際に集計した 値で、分母を添えています。「全枠で最有力を選ぶ」とは、各枠でいちばん確率の 高い結果をそのまま選ぶ買い方のことです。
| 商品 | 枠 × 択 | 組合せの総数 | 1口 | 全枠を的中させた実績 | 全枠を的中させる確率(真ん中の回) |
|---|---|---|---|---|---|
| toto | 13枠 × 3択 | 1,594,323 | 100円 | 0.0% (0 / 895) | 0.0044% (約22,941回に1回) |
| mini toto | 5枠 × 3択 | 243 | 100円 | 2.3% (44 / 1,878) | 2.0% (約50回に1回) |
| toto GOAL 3 | 6枠 × 4択 | 4,096 | 100円 | 0.0% (0 / 36) | 0.23% (約431回に1回) |
| WINNER | 1枠 × 18択 | 18 | 200円 | 13.6% (613 / 4,498) | 13.0% (約8回に1回) |
実績の分母は、結果と照合できた回 (WINNER は試合) の数です。右端の確率は、 締切済みの回で計算した値を並べたときの真ん中です。分母が0の欄は率を出さず 「—」と書きます。0%とは違います。
桁を決めているのは、枠の数です
組合せの総数は、(1枠あたりの選択肢の数) の (枠の数) 乗です。枠が1つ増えるだけで、選択肢の数だけ倍になります。表を上から下へ見ると、 この掛け算がそのまま桁の差になっていることが分かります。
実際、掲載中の締切済みの回で見た真ん中の値は、WINNER が 13.0%、toto が 0.0044% です。同じ「全枠を的中させる」でも、商品が違えば別の話をしていることになります。商品をまたいで的中率を比べても意味がありません。
1枠あたりの選択肢の数も効きます。WINNER は枠が1つしかない商品でも、選択肢が多ければそのぶん的中しにくくなります。枠の数と選択肢の 数は、どちらも同じ向きに効きます。
実績も、見積りと同じ向きに並んでいます
表の右の2列は、出所がまったく別です。左は締切前の見積り、右は結果と照合した 事実です。それでも並び順はほぼ一致しています。確率の見積りが、実際の的中の 出方とつじつまの合う水準にあることの確認になります。
表の実績は1口だけを買った場合の数え方です。同じ予算でも、枠の少ない商品では1つの枠に複数の結果を入れる 余裕が生まれ、枠の多い商品では同じ予算がすぐに足りなくなります。枠の数は、 組合せの総数を決めるだけでなく、予算の効き方まで変えます。同じ金額を出しても、商品によって手にする備えの厚みは違います。
一方で、分母の小さい行は偶然で大きく動きます。数十回しか判定できていない商品の率を、数千回ある商品の率と同じ重みで読まないで ください。表に分母をそのまま書いているのはこのためです。率だけが書かれた数字は、 どれだけ大きくても判断の材料になりません。
「当たりやすさ」と「戻ってくる金額」は別の話です
ここまでの表は的中のしやすさだけを並べたものです。払戻の金額は含んでいません。この2つを混ぜて読むと、判断を 誤ります。的中しやすい商品は的中した人も多いので、1件あたりの配分は小さく なります。的中しにくい商品はその逆です。
さらに、配分の相手は自分だけではありません。同じ並びを選んだ人が多ければ、 的中しても1件あたりの金額は薄くなります。人が集まりやすいのは、たいてい 確率のいちばん高い並びです。的中しやすい選び方と、配分の厚い選び方は、同じ場所にありません。
そもそも、払戻に回る金額は売上の 50% と約款で決まっています。どの商品を選んでも、この比率は変わりません。当たりやすい商品を選ぶことと、収支が良くなることは別のことがらです。本サービスは配当の金額も当せんの本数も計算していないので、この記事でも 金額の話はしません。
WINNER には「開催回」がありません
表の中で WINNER だけは数え方が違います。この商品は1試合を単位に買う商品で、複数の試合をまとめた開催回という概念がありません。実績の分母も 「回」ではなく「試合」です。
そのため、WINNER の数字を他の3商品と同じ列で読むときは注意が要ります。 1枠しかないので的中の割合は高く出ますが、それは1試合しか対象にしていないからです。複数の枠をすべて的中させる商品と同じ土俵には立っていません。表に 「枠 × 択」の列を置いているのは、この違いを目で見て分かるようにするためです。
この記事のまとめ
- 難しさは枠の数と選択肢の数で決まり、掛け算で増えます。
- 商品をまたいで的中率を比べることはできません。測っているものが違います。
- 払戻に回る比率は約款で決まっているので、当たりやすい商品を選んでも収支の 見通しは変わりません。
- 分母の小さい行は偶然で動きます。率だけを読まず、分母を見てください。
商品ごとの組合せの数と、確率の言葉の意味は 確率の読み方と用語 にもまとめています。