いちばん多いスコアは何か
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サッカーの試合結果を見ていると、同じスコアを何度も目にすることに気づきます。この記事 では、本サービスが結果を確定できた試合のスコアを数え、多い順に8つ並べます。左がホームチームの得点、右がアウェイチームの得点です。1-0 と 0-1 は別のスコアとして数えています。上位に来るスコアがどれだけ 僅差の試合に集まっているか、そしてホームで勝つ側とアウェイで勝つ側で数字がどう 違うかにも注目してください。
よく出るスコア トップ8
結果が確定した 3,122試合のうち、上位8つのスコアが占める割合は合わせて 70.1%です。残りは、ここに並んでいない多くのスコアに薄く広がっています。
| 順位 | スコア (ホーム-アウェイ) | 試合数 | 割合 |
|---|---|---|---|
| 1 | 1-1 | 384 | 12.3% |
| 2 | 1-0 | 361 | 11.6% |
| 3 | 0-1 | 312 | 10.0% |
| 4 | 2-1 | 269 | 8.6% |
| 5 | 1-2 | 262 | 8.4% |
| 6 | 0-0 | 259 | 8.3% |
| 7 | 2-0 | 194 | 6.2% |
| 8 | 2-2 | 146 | 4.7% |
いちばん多いスコアは、具体的に何対何か
いちばん多かったのは1-1 (384試合、12.3%)でした。1つのスコアだけを見ると小さな割合に見えるかもしれませんが、 起こり得るスコアの組み合わせは理論上何十通りにもなるため、その中で1つの スコアがこれだけの割合を占めるのは、決して小さな偏りではありません。
上位8つのスコアのうち、ホームとアウェイの得点差が1点以内 (0-0や1-0、1-1、 2-1など) のものを合計すると、全体の63.8%を占めます。よく出るスコアの多くは、大差のつく試合ではなく、僅差の試合だと いうことが分かります。
2位・3位のスコアと、1位の差はどのくらいか
2位は1-0 (11.6%)、3位は0-1 (10.0%)です。1位から3位までの割合を比べると、極端な差は無く、上位のいくつかのスコアが、団子状に競り合っていることが分かります。1位のスコアだけを特別扱いする理由は、この表からは 見えてきません。
1-0 と 0-1、どちらが多いのか
1-0 (ホームの1点勝ち) は 361試合 (11.6%)、0-1 (アウェイの1点勝ち) は 312試合 (10.0%)でした。同じ1点差の勝利でも、ホームが勝つ側のスコアのほうが多く出ています。ホーム勝ちがアウェイ勝ちより多いという、試合結果そのものの傾向が、 スコア単位で見てもそのまま表れているということです。
同じ関係は2点差でも見られます。2-1 (ホームの2点勝ち) は 269試合 (8.6%)、1-2 (アウェイの2点勝ち) は 262試合 (8.4%)です。1点差でも2点差でも、ホームが勝つ側のスコアのほうが多く出る傾向は 共通しています。
0-0 はどのくらい起きるのか
0-0 は 259試合 (8.3%) で、単独のスコアとしては上位に入ります。1つのスコアとしての割合はそこまで 大きく見えなくても、スコアは0-0から3-3あたりまで無数にあり得るので、その中の1つが上位に来ること自体が、低い点差に試合が集まっている証拠に なります。0-0はホーム・アウェイの区別が無い唯一のスコアでもあるので、この 記事の表では他のスコアとペアを作らない、1行だけの存在です。
上位8件に入らないスコアは、どのくらいあるのか
上位8件で全体の70.1%を占めるということは、 残りの29.9%は、3-2や2-3、4-1のような、この表に載らないスコアに分散しているということ です。1つ1つのスコアの割合は小さくても、種類の数そのものは多いため、 合計すると無視できない大きさになります。「上位8件を覚えておけば試合結果の 大半をカバーできる」というほど単純ではない、という点も付け加えておきます。
予想スコアが低い点差になりやすい理由
本サービスがスコアごとに出している確率も、上の表と同じ理由でおおむね低い点差に 偏ります。起きた試合の多くが低い点差に集まっているので、そこに近いスコアほど高い確率が付くのは自然な結果です。特定のスコアを「狙い目」として勧めるものではなく、実際に起きた 試合の分布をそのまま映しているだけだ、という点は覚えておいてください。
スコアの数だけを見ると際限なく広がるように思えますが、実際には表の上位に 集中し、下位に行くほど1件・2件といった細い枝に分かれていきます。予想スコアが 毎回のように似たような点差 (0-0や1-0、1-1) に集まるのは、モデルの癖ではなく、 実際の試合結果がそもそもその範囲に集まっているからです。この性質は特定の シーズンや大会に限った話ではなく、掲載しているすべての試合を通して見えている 傾向です。
スコアごとの確率がどのように作られているかは 予想スコアはどう決めているのか で説明しています。
本サービスの確率の計算では、0-0や1-0のような低い点差のスコアに、通常の 見積もりとは別の追加の補正をかけています。表の上位に低い点差が集まっている のは偶然ではなく、実際の試合結果の傾向を踏まえた仕組みになっているから です。この補正の考え方は 攻める力・守る力の推定とは で説明しています。
この記事のまとめ
- 上位8スコアで全体の70.1%を占め、残りは多くの スコアに薄く広がっています。
- 1点差の勝利は、ホームが勝つ側 (1-0) のほうがアウェイが勝つ側 (0-1) より多く 出ています。2点差でも同じ傾向です。
- 上位8つのスコアのうち、得点差1点以内のものが63.8%を占め、僅差の試合が上位を支配しています。
- 低い点差に試合が集まるため、予想スコアも低い点差に偏りやすくなります。
1試合あたりの総得点の分布は 1試合に得点はいくつ入るのか、ホーム有利の大きさそのものは ホームはどのくらい有利なのか にまとめています。